お茶の知識

玉露!日本茶の最高級!

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日本茶の最高級・玉露

「玉露」は日本茶の最上ランクのお茶です。名前は聞いたことがあるけれど、実際に飲んだことがない人もたくさんいるでしょう。
私もお茶関係の仕事をするまでは、とあるテレビゲームの中で出てきた高そうなお茶!というイメージしかありませんでした。
平成29年度の生産割合をみると、玉露の生産量はお茶全体のわずか0.3%と少なく、価格は荒茶(仕上げ前のお茶)ベースで煎茶の1,476円/kgに対して約3.7倍の5,565円と高価格になっています。
さすが最高級のお茶です。ちなみに、主要産地は京都府や福岡県・静岡県です。
※数字は農水省HP「茶をめぐる情勢」参考

最高級・玉露
一煎目は少量を楽しむ玉露

その楽しみ方も特別で、飲む際に1人分約3gに対して一煎目の浸出液も10ccちょっと、ほんの一口程度の少量を口の中でころがし、口の中に広がるうま味と香りを満喫するのです。
とはいえ、希少価値が高くお値段も良いので、日ごろから頻繁に飲めるお茶ではありません。
なので、誰かをもてなす際やリラックスしたい時など、お茶の時間をじっくり楽しみたい時にぜひ飲んでいただきたいですね。

玉露はなぜ高級なの?

玉露の製造工程は煎茶と同じです。ではいったい、なぜ高級なのかというと、
その栽培方法と茶摘みの仕方が特別だからです。
玉露は、わらやよしず(産地によっては化学繊維も)などで茶園を覆う被覆栽培というものが行われます。
茶摘み前の約20日前後から被覆を始め、茶園に差し込む日光の量を調整していきます。
遮光率70%程度からはじめ、茶摘みが近づくにつれ遮光率を上げていき、茶摘み前になると90%以上の遮光率で栽培されます。
遮光率90%というと、かなり暗い状態です。光を遮ることで、少ない光で「光合成」をしようと葉の葉緑素が爆発的に増え、緑色がきれいで、うま味成分テアニン含有量多いお茶になるのです。
光合成が減ると渋味成分カテキンの増加も抑えることもできます。
さらに、茶園を覆うことで「覆い香」と呼ばれる青海苔を思わせるような独特の香りがするようになります。
また、茶園を自然仕立て(茶の木を機械で刈らずにボーボーにした状態。自然仕立てだと茶の樹の勢いがよくなる)にしたり、有機質肥料をたっぷり与えたり、茶摘みも機械ではなく手摘みしたりと手間暇をかけるので、煎茶とはまた違ったお茶に仕上がるのです。
本当に、手間ひまかけられたお茶なんです!

玉露園の中の茶樹。自然仕立て栽培。
玉露園の中の茶樹。自然仕立て栽培。
被覆し始めの玉露園
被覆し始めの玉露園
振りわらをし遮光率を上げる様子
振りわらをし遮光率を上げる様子
茶摘み間際の玉露園
茶摘み間際の玉露園。側面もわらで覆っている状態

玉露を楽しむ♪

玉露の淹れ方はこちらのページでも紹介していますので、ぜひご参考ください♪

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