美味しく飲むために保存は重要
お茶をお店で購入する際、たいてい1袋に200g~100g程度、大きいサイズになると500g~1000g程の量が入っているものが主流です。
1人分2gにすると50杯~500杯分の量になります。
少人数で飲み切るには何日もかかってしまう計算です。
1袋(缶)のお茶を長期的に美味しく飲むために一番重要なことは、茶葉の保存方法です。
お茶の性質を理解し、正しい保存方法でできる限り美味しいお茶を飲みましょう。
日本茶はデリケート
茶葉は酸素や湿気、高い温度や光によって変質しやすい性質があります。
そのため、酸素や湿気を遮ることのできる密閉可能な容器や、光を遮断できる茶缶に入れて保存する、冷蔵庫など涼しい場所(5~15℃が適温)で保存するのが一般的です。
また、他のものの臭いを吸収しやすい性質もあるので、臭いがきついものの近くには保存しないようにしましょう。
冷蔵庫保存のポイント
お茶の保存には冷蔵庫を利用するのがおすすめです。
長期保存する際は、他の食品の臭いがつかないように、茶葉を入れた容器をビニールテープなどで密閉し、さらにビニール袋に入れて保存しましょう。
また、冷蔵庫から出し入れするときは、温度差があまり生じないようにしましょう。
温度差でビニール袋や容器に水滴が付く場合もあります。できるだけ常温に戻して開封しましょう。
お茶は湿気によって変質しやすい性質もあります。茶葉をまとめ買いした際は1~2週間分くらいの量を小分けにし、残りは密閉した容器に入れ冷蔵庫で保存しましょう。
良いお茶ほど早いうちに飲む!
良いお茶をいただいたので、大切にしまっておこう・・・!というのは一番もったいないものです。
未開封であっても、大切にしまいすぎるとお茶が古くなったり傷んでしまいます。
鮮度や味・香りが良いお茶ほど思い切って早いうちに飲みきるようにしましょう。
茶缶いろいろ♪
茶缶といっても、アルミ缶やすず、銅、陶器などさまざまな素材があり、40g用~100g用、200g用・・・と大きさもさまざまです。
また、色とりどりの和紙が貼られたものなど、ちまたには多種多様な茶缶が売られています。
自分のお気に入りの茶缶を購入し、茶葉を保存しましょう。
できるだけ酸素にふれる量を少なくするために、茶葉の量に合わせて茶缶を変えていくのがおすすめです。
お茶の保存まとめ☆
- 保存場所は冷暗所
- 強い臭いはNG。茶葉が臭い吸収
- 冷蔵庫から出す時は常温に戻して
- 茶葉の酸化防止がキー
- お茶缶買おう
- 良いお茶ほど早く飲みきる!