お茶の知識

突然変異から誕生した白茶(しらちゃ)

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白茶

白茶と言えば、高級中国茶の「白毫銀針」「白牡丹」「寿眉」や、
栽培する際、茶園を100%近く遮光した暗闇で栽培し茶を白くする、
といったものがありますが、福岡県の八女地域では、
突然変異から誕生した希少な「白茶」があります。
5月の新茶の季節に発芽する新芽は、本来の色・緑色ではなく白っぽい色をしています。
光を遮った暗闇で育てずとも白い色をしているのです。
葉を摘み製茶すると黄緑色のお茶に仕上がります。
お茶を淹れた時の水色は薄~い感じで、若干の黄緑色でしょうか。
渋味が少なくまろやかな甘みがあり玉露のような味わいです。
まさに天然玉露(^-^)

八女市星野村の星野製茶園さんでは、この白茶で作る
煎茶を「白姫」、抹茶を「白授」という商品で販売されています。

いずれも希少価値があり高級な品ですが、一度は飲んでみたい逸品です。
特に、白茶のお抹茶は、日本初の試みかもしれないとのことです。
せっかくのお抹茶なので、贅沢にお濃茶でいただいてみたいですね。

ご購入は星野製茶園さんのオンラインショップでもできます♪
ぜひご参考ください。
https://www.hoshitea.com/~hoshitea-com/shop/

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