八十八夜とは、立春から数えて八十八日目の日のことを言い、だいたい毎年5月1日or2日ごろになります。
昔から、この日に摘んだお茶は不老長寿の仙薬として重宝されていました。
この時期には、新芽も出揃い茶摘みも盛んに行われています。お日様の光を浴びて茶葉の栄養もたっぷりです。
そのため、健康長寿の縁起物として贈答用にも大変喜ばれています。
また、お茶関係では、八十八夜にちなんで献茶祭などのイベントが全国各地で開催されています。
※今年は残念ながら、新型コロナウイルスの影響で全国的に中止が相次いでいるかと思います。
新茶は香りも爽やかでうまみもあり、とっても美味しいです。
今は全国的に自粛ムードですが、ネットショップでも全国各地の新茶を買うことができます。
いろいろな新茶を買ってお茶の時間を楽しみ、心身ともにリフレッシュしてみてはいかがでしょうか♪
~八十八夜 を歌った茶摘み歌~
- 夏も近づく八十八夜
野にも山にも若葉が茂る
あれに見えるは茶摘みぢやないか
あかねだすきに菅(すげ)の笠 - 日和(ひより)つづきの今日このごろを
心のどかに摘みつつ歌ふ
摘めよ摘め摘め摘まねばならぬ
摘まにゃ日本(にほん)の茶にならぬ