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日本茶クイズ①何問正解できる?

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日本茶クイズ①

日本茶クイズを作ってみました♪

楽しく日本茶について学ぶために、日本茶クイズを作ってみました。
お茶講座や子ども向け、ゲーム感覚で楽しんでいただければと思います♪
さてさて、みなさんは何問正解できるでしょうか(*^-^*)

日本茶クイズ①何問正解できる?

クイズ 答え 補足
1. 日本で一番お茶の生産量が多い都道府県は鹿児島県である。 × 生産量日本一は静岡県。2位が鹿児島県。農林水産省「平成28年産作物統計(概数)」によると、静岡県が30,700トン、鹿児島県が24600トン。全国の荒茶生産量が80,200トンなので、日本のお茶の半数以上が静岡県と鹿児島県のお茶になる。
2. 緑茶・紅茶・ウーロン茶は同じ茶葉からつくられる。 同じ茶葉からつくられ、茶葉の発酵の度合いによって、不発酵茶が「緑茶」、半発酵茶が「ウーロン茶」、発酵茶が「紅茶」になる。
3. 茶葉を蒸して勾玉状に揉みながら乾燥させたお茶を蒸し製玉緑茶、別名「玉茶(たま茶)」という。 × たま茶ではなく「グリ茶」という。
4. 煎茶の製造で、普通より2~3倍長く蒸して作るお茶を長蒸し煎茶という。 × 長蒸し煎茶ではなく「深蒸し煎茶」という。
5. よしず棚などで茶園を覆い、直射日光を遮って栽培することでうま味を増やした高級茶を玉露という。 茶葉を摘み取った後の製造過程は違うが、抹茶の原料となる「てん茶」も玉露と同じように栽培される。
6. 玉露と同じように茶園を覆い、直射日光を遮って栽培することでうま味を増やし、蒸した葉を揉まずに乾燥した碾茶を石臼でひき、細かい粉末にしたものを粉末茶という。 × 粉末茶ではなく「抹茶」という。
7. 硬くなった新芽や茎、煎茶を強火で炒り、香ばしさを出したお茶を「ほうじ茶」という。  
8. 富山県朝日町で、木綿袋に入れた黒茶を茶釜の中で煮出し、そのお茶をすす竹でつくった茶せんで泡立て、漬物などのお茶うけと共に飲むのは「ぼてぼて茶」である。 × バタバタ茶という。
9. 島根県出雲地方で、炒った番茶と干した茶の花を入れて煮立てたお茶を茶碗にくんで、茶せんで泡立て、好みの具(小豆ご飯、漬物など)を入れていただくのは「バタバタ茶」である。 × バタバタ茶ではなく、ぼてぼて茶という。
10. 高知県で、蒸した茶葉をむしろに包んで発酵させた後、茶桶に入れて踏み固め、重石をかけて乳酸発酵させ、その葉を臼でつき、碁石状に固めて天日乾燥したお茶を「碁石茶」という。 「碁石茶」は、乳酸発酵しているので味は酸味がある。
11. 沖縄の琉球王朝の時代より伝わるお茶で、大き目の木の器に煎り米を煮出した湯と茶湯(さんぴん茶や番茶など)を入れ大きな茶せんで泡立て、その泡を茶湯と赤飯の上にかき氷のように盛り、ピーナッツの粉をかけて飲むお茶を「あわあわ茶」という。 × あわあわ茶ではなく、「ぶくぶく茶」という。
12. お茶は最初は、「薬」として飲まれていた。 紀元前2800年頃、中国の神農帝が薬草をテストするとき、お茶を解毒剤として用いたと言われている。
13. お茶の苦味に関係している成分は、「アミノ酸類」である。 × アミノ酸類はうま味や甘味に関係している。苦味はカテキン類・カフェインなど。
14. 「玉露」「煎茶」「ほうじ茶」の中で一番カフェインが含まれているのは「ほうじ茶」である。 × ほうじ茶ではなく玉露。
15. お茶に含まれる成分「カフェイン」と「テアニン」で、低温のお湯だとあまり溶け出さない成分は「カフェイン」である。 「カフェイン」は高温のお湯の方がよく溶け出す。
16. お茶を保存する際は、高温多湿や強い光を避けて保存する。 高温多湿・強い光だと茶葉の劣化が早くなる。
17. 「玉露」「煎茶」「番茶」「ほうじ茶」のうち、一番低い温度のお湯で淹れた方が美味しくなるお茶は「玉露」である。 カフェインが多く含まれる玉露は、高温で淹れると苦くなってしまうので、低温で淹れる。番茶・ほうじ茶はうま味・甘み成分が少ない。香りを引き立たせるために高温のお湯で淹れる。
18. 急須から複数の湯のみにお茶を注ぐ際は、お茶の量のみが均等になるよう気を付ける。 × お茶の量と濃度が均等になるように回し注ぎで注ぐ。
19. お茶を淹れるときに適している水は「軟水」よりも「硬水」である。 × お茶を淹れるのに適しているのは「軟水」。日本の水道水や地下水などはほとんどが「軟水」なのでお茶を淹れるのに適していると言える。国によっては硬水がメインの国もあるので、その時はペットボトルで販売されている軟水などで代用しましよう。
20. 空腹時に飲むお茶は「番茶」や「ほうじ茶」がおすすめである。 空腹時に濃いお茶やカフェインなどを飲むと胃が刺激される。

参考資料一覧
農林水産省HP
社団法人 日本茶業中央会「ほっとひといき日本茶入門」
農文協 日本茶のすべてがわかる本 日本茶検定公式テキスト

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