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第74回全国茶品評会 審査結果① (2020年)

更新日:

2020全国茶品評会結果①
品評会イメージ写真

第74回全国茶品評会 審査結果が出ました!
開催場所:鹿児島県鹿児島市
品評会開催期間:2020年8月25日(火)~28日(金)
審査会場:鹿児島市オロシティホール

第74回全国茶品評会審査会が2020年(令和2年)8月25日~28日までの4日間、鹿児島県鹿児島市で開かれました。
全国から集まった審査員20人が、16都府県の茶産地から7茶種8部門に出品された合計987点を審査しました。

最高賞の農林水産大臣賞(個人)

  • 普通煎茶10kg 鹿児島県南九州市 知覧銘茶研究会 枦川製茶
  • 普通煎茶4kg  静岡県榛原郡川根本町 相藤農園 相藤 直紀
  • 深蒸し煎茶 静岡県掛川市 農事組合法人掛川中央茶業株式会社 研究部会
  • かぶせ茶 京都府福知山市 大江製茶工場 勝田 裕之
  • 玉露 福岡県八女市 新枝折製茶 城 昌史
  • てん茶 京都府宇治市 小山 元治
  • 蒸し製玉緑茶 長崎県東彼杵郡東彼杵町 安田 光秀
  • 釜炒り茶 佐賀県嬉野市 嬉野南部釜炒茶業組合 山口 正美

産地賞第1位(団体)

  • 普通煎茶10kg 鹿児島県南九州市
  • 普通煎茶4kg  静岡県川根本町
  • 深蒸し煎茶 静岡県掛川市
  • かぶせ茶 福岡県八女市
  • 玉露 福岡県八女市
  • てん茶 京都府宇治市
  • 蒸し製玉緑茶 佐賀県嬉野市
  • 釜炒り茶 佐賀県嬉野市

今年の生育状況:全体

今年の一番茶は、2月~3月にかけ気温が高く推移し、平年より生育が早まるとの予想でしたが、4月下旬~中旬まで冷え込みが続き、 芽伸びが抑えられました。
また、新型コロナウイルスの感染が拡大したことにより、十分な作業要員が集められない地域もあったかもしれません。
このような中、出品されたお茶は優れた品質のものが揃っており、栽培技術及び加工技術の高さに感銘を受けたそうです。

今年の生育状況:普通煎茶10kg

鹿児島県、静岡県、福岡県、宮崎県など5県から135点の出品がありました。
本種目は、摘採条件が機械摘みに限定されており、上位のものは外観、内質ともに優れた品質で、作業精度と栽培管理技術の高さが感じられました。
中下位のものは内室にやや香り、旨味に乏しいものの大きな欠点はありませんでした。全体的に良品揃いで大変素晴らしいものでした。

今年の生育状況:普通煎茶4kg

静岡県、鹿児島県、奈良県、京都府など14都府県から108点の出品がありました。
上位は外観内質とも優れた秀品が揃っておりましたが、点数は少なく感じました。中位は品質がやや劣り、下位については、栽培・製造に由来する欠点が散見されました。
全体として4kgとしては上下格差が大きく、欠点を指摘された下位を中心に改善に期待します。

今年の生育状況:深蒸し煎茶

静岡県、鹿児島県の2県から129点が出品されました。
上位は、深蒸し煎茶特徴の黄緑色で細よれの外観、深みのある温和な芳香で若芽の上品な滋味を感じるものでした。上・中位の品質差は小さかったものの、下位は蒸し度が浅いものが目立ち、格差が感じられました。

今年の生育状況:かぶせ茶

京都府をはじめ、三重県、鹿児島県など7府県から104点の出品がありました。
上位から中位にかけては鮮緑色の色沢があり、かぶせ茶らしい香気とうま味が調和した秀品が多くみられました。
下位には栽培上及び生葉管理上の欠点を指摘されるものが見られました。

今年の生育状況:玉露

京都府、福岡県、静岡県、鹿児島県など8府県から合計119点の出品がありました。
上位と中位は外観、内質ともに格差が小さく、玉露特有の覆い香や覆い味と旨みが調和した優品が揃っていました。
また、品種や被覆技術の特徴を生かした高い栽培及び加工技術が伺え、全体的に品質が高く日本を代表する高級茶が出品されていると感じました。

今年の生育状況:てん茶

京都府、愛知県、鹿児島県など8府県から171点の出品がありました。
上位には、覆いの良く効いた原料を用い、染まりの良い鮮やかな色調の外観とてん茶特有の芳香と旨味を有する優品が揃っていました。
中位は上位との差が小さく旨味を感じるものが多くありました。
下位には、覆い不足や染まり不足のものが見られました。

今年の生育状況:蒸し製玉緑茶

佐賀県、長崎県、鹿児島県、熊本県、宮崎県の5県から119点の出品がありました。
上位から中位は、内質・外観ともに格差が小さく、爽快な若芽の香や旨味のある優品が揃っており、栽培、生産、加工に至るまで高い技術力が伺えました。
下位のものは、葉傷み臭や硬葉臭等の指摘を受けたものが散見されましたので、改善が望まれます。

今年の生育状況:釜炒り茶

宮崎県、佐賀県、熊本県など5県から102点の出品がありました。
上位のものは、若芽で濃緑色で締まりのある外観で、釜炒り茶特有の爽快感と旨味を感じさせる優良品が多くみられました。
中位のものは、上位に比べると僅かに劣るものの、欠点のない良品が多く見られました。
下位のものは、締まり不足や、葉傷み味(臭)を指摘されるものが散見されました。
全体的にレベルが高く、産地の技術力向上が伺えました。

データ参考:鹿児島県HP
http://www.pref.kagoshima.jp/ag06/2020cha.html

過去の記録
2019年
第73回全国茶品評会 審査結果① (2019年度)
第73回全国茶品評会 審査結果② (2019年度)

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