ビタミンCの効能
- 抗酸化作用
- 抗がん作用
- 風邪予防
- 白内障予防
- 抗壊血病作用
- 免疫力向上
- 疲労回復
- 美肌効果
お茶のビタミンCは壊れにくい
ビタミンCは、水に溶ける水溶性ビタミンのひとつで、体の細胞と細胞の間を結ぶコラーゲンというたんぱく質をつくるのに必要です。人間の体はビタミンCを体内で作れないため、成人では1日100㎎摂取することが推奨されています。ビタミン類の中でも非常に分解しやすく、体内に貯めておくことができない栄養素です。
ビタミンCは熱やアルカリ性に弱いうえ、酸化しやすい・壊れやすい性質がありますが、お茶のビタミンCは壊れにくく安定しているのが特徴です。これは、お茶に含まれているカテキン類がビタミンCを守る働きがあるためです。
お茶のビタミンCは、太陽の光を浴びることで生成されるようになっています。そのため、覆いを掛けて栽培する玉露や碾茶・抹茶よりも、太陽の光をたくさん浴びて栽培される煎茶に多く含まれています。
1日にお茶をどれくらい飲めばよい?
成人男女の1日のビタミンC推進摂取量は100mgです。
お茶約10杯で摂取できる計算になります。
普段の食事とバランスを取りながら上手に摂取できたらいいですね。
参考文献
日本茶のすべてがわかる本(農文協)
ほっとひといき 日本茶入門(社団法人 日本茶業中央会)