テアニンの効能
- 脳の神経細胞に作用しリラックス効果がある
- カフェインの作用を穏やかにする
テアニンはアミノ酸の一種
テアニンはお茶特有のアミノ酸です。アミノ酸は日本茶のうま味・甘味のもととなる主な成分になります。
特に、玉露や抹茶、かぶせ茶、上級煎茶など上質なお茶に多く含まれています。
カフェインは高温のお湯でよく抽出できますが、テアニンは低温でも抽出できるという特徴があります。
お茶のアミノ酸にはテアニン、グルタミン酸、アルギニン、グルタミン、アスパラギン酸、セリンなどですが、このうちテアニンが最も多く、アミノ酸全体の約50%を占めています。
リラックス効果があるので、休憩時やリラックスしたいときに飲むのがおすすめです。
テアニンを最大限にいかした淹れ方のポイント
テアニンは玉露や抹茶、かぶせ茶、上級煎茶など上質なお茶に多く含まれています。
テアニンのうま味・甘味を最大限引き出すために、これらのお茶を淹れる際は熱いお湯ではなく低めの温度のお湯で抽出しましょう。
水だしや氷だしなどもおすすめです。
参考文献
日本茶のすべてがわかる本(農文協)
ほっとひといき 日本茶入門(社団法人 日本茶業中央会)